糖尿病を知れば糖尿病なんて怖くない。怖いのは糖尿病に対する無関心。糖尿病に関心を持つことが糖尿病対策の第一歩。

30歳で糖尿病に32歳でインシュリン自己注射のサラリーマンの教訓 - 糖尿病奮闘記 -

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お尻に「おでき」ができた。こんなんそのうちに治るわ・・・。


しかしそれが成長し、気が付いたらゴルフボールぐらいの大きさになっていた。会社の海外研修の出発まであと1週間。この海外研修に行くために一生懸命に働き、そしてやっと手にしたチャンス。不意にしたくない。


そこで出勤前に病院Aに向かう。そこで事情を説明し、お尻のおできを診てもらう。このときは既に歩行も困難である。


医師A: これはひどい。すぐさま切開をしなくてはいけない。
わたし: 切開しても、1週間後の海外研修には行けますか?
医師A: それは無理です。飛行機に10時間も座っているのは危険です。そこからばい菌が入り、更に悪化するかもしれません。海外で悪化すれば、それこそ言葉が通じない医師とのやりとりや高額な医療費など研修どころではありませんよ。
わたし: では、切開しなければ行けるのですか?
医師A: それも危険です。飛行機の中で破裂でもしたらそれこそ目も当てられません。
わたし: ・・・・・
医師A: 医師としてあなたを海外に行かせるわけにはいきません。あなたの上司にわたしから手紙を書いてあげましょう。そうすれば上司も納得してくれますよ。
わたし: ちょっと考えさせてください


医師Aの言っている事はよく分かる。分かっているけど悔しい。医師Aは医師として優秀であろう。しかしわたしの人生においてこの海外研修に掛ける意気込みなどは医師Aにとっては無用である。ただ、いまの症状だけしか見ていない。


いったん会社に戻り、上司に相談するか悩んだ。相談すれば上司はわたしの身体を心配して、海外研修を止めるだろう。


「他の病院に行ってみよう。そこで同じことを言われたら、海外研修は諦めよう」


そう決意して、病院Bに向かう。神にすがるような気持ちで医師Bに事情を説明した。


医師B: なるほど、まあ、診てみんとわからんな。お尻を出して。
わたし: どうぞ、診てください
医師B: うわぁ、でかいな〜。よくここまで放っておいたな〜。う〜ん。
わたし: やっぱり海外研修は無理ですか?
医師B: どうしても研修に行きたいか?
わたし: はい!!


医師Bが看護婦となにやら話をしている。カチカチという音がする。うつ伏せになっている私には何をしているのか見えない。


突如、お尻に激痛が走った。


わたし: 痛てて、何してるんですか?
医師B: 切ってるねん。うわ〜、膿がようけでてきたわ。


医師Bはわたしに何の断りもなく、突然お尻を切り出したのです。処置が終わった後で医師Bはわたしに言いました。


「これから海外研修に行く当日の朝まで、朝と夕方に消毒と抗生物質の点滴を受けに来てな。そうすれば海外研修には行けるわ。」


わたしも海外研修にどうしても行きたかったので、医師Bとの約束を守り、一日も欠かさずに消毒と点滴を受けました。


その結果、無事に1ヶ月間の海外研修に行けて、さらに帰国後の診察でもどこにも問題はありませんでした。このとき医師Bは「ほんとはこういったやり方はよくないねんけどな」と一言。


医師Aと医師B。同じ症状でもその対処によって結果はまったく違っています。症状を最優先し、医師として適切な判断を下した医師A。


一方、医師Bはわたしの気持ち・生活に目を向けて、多少よくなくてもわたしの意志を尊重するために行動してくれました。


一般的にどちらがいいのかはわかりません。しかし糖尿病においては医師Bでなければならないとわたしは考えます。


糖尿病は自分の心と身体を見つめなければいけません。糖尿病対策は持続させなければいけないのです。


2型糖尿病は突発的に起こる病気ではありません。長年の積み重ねが引き起こす生活習慣病だからです。



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