糖尿病を知れば糖尿病なんて怖くない。怖いのは糖尿病に対する無関心。糖尿病に関心を持つことが糖尿病対策の第一歩。

糖尿病奮闘記

資格試験に惨敗・・・

ここ2週間は資格試験にチャレンジしましたが、やはり惨敗でした・・・。

学生時代は独立したいという希望があり、必ず実現させることを目標にいろんな業界に接する事ができるシステムエンジニアになりました。そこでは仕事が楽しく、また名誉欲も出てきて、

「俺は何でも出来るんだ~!」とか

「なにっ、トラブル!?任せとけ!!俺が必ずなんとかする!!」

と仕事に没頭し、不規則な生活(深夜まで働く事とか)が出来る男のステータスだと勘違いをしていました。いまの会社では新聞に出てくるような大きい仕事ができるので、なんか非常に自己優越感があって、独立という目標は遠のいていました。

そこで30歳で糖尿病を発病。糖尿病を甘く見ていてわたしは発病当時は身体をいたわっていたのですが、糖尿病は自覚症状がないので、次第に元の生活に戻っていきました。まだ俺はやれると・・・。また娘も生まれ、誇れる父になりたいという気持ちも手伝って、糖尿病患者にとっては無茶な生活になっていきました。

しかし、そんな無茶な生活それもそんなに長くは続かず、ある日突然胸痛が襲ったのです。胸が痛くなり、更に奥歯が引っ張られるような痛みも伴い、瞬時に「ヤバイ」と思いました。その胸痛は15分ぐらいで治まったのですが、恐怖心があり、会社を早退して病院に行きました。

そこで心臓カテーテル手術を行う事にしたのですが、この時初めて自分が敗北(←言葉が適切じゃないと思いますが・・・)したと感じました。心臓カテーテルを行った結果、心臓の血管には問題はないことがわかったのですが、原因不明の胸痛の発作がたまに発生するので、ニトログリセリンのパッチをはっていました。いまはニトログリセリンのパッチは貼っていないのですが、急な胸痛の予防として舌下錠を携帯しています。

で、ここからまた「のどもと過ぎれば熱くない」の精神で、胸痛の発生が治まってくると、また仕事ができると思われ、更にわたしも他の社員よりも早く帰ることが言い出せず、上司の人事異動もあり、自分が病気である事を前面に押し出すことをやめました。

その結果、2回目の入院でインシュリン注射。これをしないと生命の維持ができなくなってしまったのです。さすがにインシュリン注射を1日2回もすると自分が治ったなんて思うこともなく、決まった時間にインシュリンが打てるような生活を望みました。しかし、今年の7月(インシュリン注射を始めてから約9ヶ月。病気である事を忘れ始める頃)、その希望もかなわず、土日のどちらかは働き、毎日深夜まで働く事が1ヶ月続きました。インシュリン注射も朝しか打てず、1人で会社に残っていた深夜にほんとに倒れて死んでしまうのではないかと思ったこともありました。

結局、自分の責任感が強すぎる性格ではいまの仕事の形態では続かないと考えたのです。今はまだなんとかなるけど、40代になってこのような状態になったら間違いなく死ぬなって言う事、その時になったら酷な仕事も更に断りきれないだろうなということで、自分の範囲で自分のペースで仕事ができるようになりたいと思いました。それでまずは資格をとろうと勉強したのですが、今回は惨敗です。もちろん、こんな事ではくじけませんよ!!

考え方を変えると、糖尿病になって、「学生自体の希望である独立を目指す事ができた!!」ということで糖尿病になってよかったと自己洗脳しています。






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更新日 : 2005年10月24日 21:54




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