糖尿病を知れば糖尿病なんて怖くない。怖いのは糖尿病に対する無関心。糖尿病に関心を持つことが糖尿病対策の第一歩。

糖尿病奮闘記

糖尿病網膜症の疑い?(入院生活9日目)

入院前に高血糖になったときに、目の内側がなんかしょぼしょぼするので、入院したこともあり、眼科受診を行いました。検査の結果、眼圧が通常より高かいため、緑内障の危険と共に「糖尿病網膜症の疑い」と診断されてしまいました。

「失明・・・」、なんとも言えない恐怖がよぎりました。

糖尿病で失明する可能性があることは知っていました。しかし、それが現実味を帯びてきました。失明したら、仕事なんかまともに出来ません。どうやって生計をたて、家族を養っていくのか?どんな生活になってしまうのか?考えれば考えるほど、恐怖は募っていきます。幸いなことに、まだ糖尿病網膜症の疑いの段階なので、血糖コントロールをきちんと行えば、病状の進行を食い止められるそうなので頑張っていきます。

そこで、改めて糖尿病網膜症について調べてみました。

糖尿病網膜症は糖尿病と同じように、初期は自覚症状が現れず、検査によって異常を発見することが可能で、早期発見であればあるほど、治療の成功率も高いそうです。しかし一度、「真っ赤なカーテンがかすんで見える」などの症状が出てしまうと、病気はもうどうしようもないところまで進んでいて、失明を余儀なくされることも覚悟しなくてはならないそうです。糖尿病網膜症は、その進行の段階によって、単純網膜症、前増殖網膜症、増殖網膜症の3段階に分けられるそうです。

●単純網膜症
初期の糖尿病網膜症です。血管瘤や小さな出血があるそうです。これらは血糖値のコントロールが良くなれば改善することもあり、この時期には自覚症状はほとんどないそうです。


●前増殖糖尿病網膜症
単純網膜症より、一歩進行した状態です。細い網膜血管が詰まっていくと、網膜に十分な酸素が行き渡らなくなるため、酸素を供給するために新しい血管を作り出す準備を始めるそうです。この時期になるとかすみなどの症状を自覚することが多いのですが、全く自覚症状がないこともあるそうです。


●増殖糖尿病網膜症
進行した糖尿病網膜症で重症な段階です。黒い影やゴミの様なものが見える飛蚊症と呼ばれる症状を自覚したり、急な視力低下を自覚したりするそうです。この段階の治療には、手術を必要とすることが多くなり、例え、手術がうまくいっても日常生活に必要な視力の回復が得られないこともあるそうです。
この時期になると血糖の状態にかかわらず、網膜症は進行していくそうです。


糖尿病と同じように糖尿病網膜症は自覚症状がないため、定期的に眼科検診をする必要があります。症状が出たら、失明を覚悟しなければならないようです。





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更新日 : 2006年11月22日 | コメント (1)

やっと行けた眼科検診

実は今週の月曜日から一足早い暑中休暇をとっています。この休み中にどうしても眼科検診を受診したかったのです。昨年の入院中に眼科検診を行ったところ、眼圧が「26」もあり、このままだと緑内障を発症する恐れがあり、3ヶ月にもう一度眼科検診をした方がいいと言われました。

しかしわたしが通院している病院の眼科は午前中しか診察を行っておらず、治療のためではなく、検査のために仕事に支障をきたすのは気持ち的に嫌でなかなか受診することに躊躇していました。

「なんや、一日ぐらい半休をとって受診したらいいやんか。それよりも失明することのほうが怖いやん」

と思われる方も多いと思います。事実わたしもそう思うのですが、わたしはインシュリン注射をしているので、毎月病院に行ってインシュリンをもらうために、その都度、仕事を早く切り上げているので、わたしの性格上、なんとなく眼科受診は後回しになっていました。

で、今回夏休みをとってことで真っ先に眼科受診をしてきました。診察前の機械での眼圧検査では、前回と変わらず、「26」でした。そこで実際に目に麻酔をかけて、医師に眼球を押して眼圧を測定してもらうと、「18」で正常でした。

医師から「眼圧を測るときに気合を入れた?」と聞かれたので、「もちろん、気合を入れました」と答えると、瞬間的に眼球が固くなったのかもしれないといわれました。また、わたしは目がそんなに大きくないし、まつげも長いほうなので、眼に直接風が当たらなかったのかも知れないと教えてくれました。今度からは、リラックスして眼を大きく開けて、まつげをカールさせて受診しようと思います。




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更新日 : 2007年7月12日 | コメント (9)