糖尿病を知れば糖尿病なんて怖くない。怖いのは糖尿病に対する無関心。糖尿病に関心を持つことが糖尿病対策の第一歩。

糖尿病奮闘記

第10話 継続は力なり

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 糖尿病奮闘記 

~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~

                         2006/4/3 vol.0010
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こんにちは。

30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を

するようになった『はしもと』です。


今日、4月3日から新年度がスタート。

新しい事がはじまると気持ちも一新して、何かを始めたくなる。

○○の資格を取ろう!!とか、体重を××落とそう!!とかいい傾向。

もちろんわたしの場合、ヘモグロビンA1Cを5パーセント台に落とす!!

という事を第一の目標として頑張るぞ。


またこの季節になると学生時代にでていた病気について思い出す。

それは「サークル作りたい病」

どんなサークルか? それはイベントサークル。

どんなイベントか? それはただの飲み会。

みんなでワイワイすることを目的としたサークル。

何人かに声を掛け、サークル名を決め、そしてビラを作って、女子大の前で配る。

配っているときでも何人かと友達になる。春はたくさんの友人を増やせるとき。


そして、イベント当日・・・

ビラに書いた集合場所で、何人来るか、ドキドキしながら待つ。

居酒屋には50人で予約した。もし、50人来なかったら大赤字。

バイト代がいっぺんに吹っ飛ぶ。しかし、来たのは80人。

居酒屋にはギュウギュウで、ほとんど動けない状態。

しかし集まった学生の楽しそうな笑顔を見て、大満足。


活動はこの日限り。運営は後輩に任せる。

立ち上げる事が大好きなわたしはこれでもう満足。

これで、わたしの糖尿病は悪化した・・・。

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■継続は力なり。

 わたしはイベントを企画するのが大好きです。

 自分が企画したイベントに参加した人が楽しそうな顔をしていると、

 自分も楽しくなります。

 しかしイベントというものは日常生活ではありません。

 イベントは日常生活にインパクトを与える出来事です。

 この日常生活にインパクトを与えるイベントは非常に大切なのですが、

 イベントが成功しかたらといって、日常生活が成功とは限りません。


  -- はっ? こいつ何言ってるんや?

 それでは、そろそろオチに向かいましょう!!

 イベントは言わば花火です。

 糖尿病予備軍と言われて、急にジムに通ったり、

 仕事帰って夕食後に1時間の散歩で運動療法したりします。

 実はわたしはこれはイベントと考えます。

 いままでの、日常の生活にはない出来事。

 イベントは長く続きません。運営は長く続きます。

 糖尿病対策はイベントで行ってはいけません。

 運営で行うべきなのです。

 ジムに通ったり、1時間の散歩。それはそれで素晴らしい事です。

 しかし、普段の生活でジムに通ったり1時間の散歩の変わりに出来る事はあるはずです。

 例えば、エスカレータを使わずに階段で歩くとか、

 いつもは完食しているトンカツの衣を少し残すとか。

 普段の生活でいくらでも対策できる事があるのに、

 イベントであるジムに通うということにで対応しようと考えているのなら、

 それは危険です。長くは続きません。

 まずは、いまの生活で改善できる事から始めてください。

 頑張る気持ちは大切です。

 しかし、それが続かないのら、まったく意味はありません。

 糖尿病には特にです。


 ━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  継続は力なり!!

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更新日 : 2006年9月27日 11:14




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