糖尿病を知れば糖尿病なんて怖くない。怖いのは糖尿病に対する無関心。糖尿病に関心を持つことが糖尿病対策の第一歩。

糖尿病奮闘記

第42話 もちろん、糖尿病は病気です

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 糖尿病奮闘記 

~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~

                         2006/12/11 vol.0042
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こんにちは。

30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を

するようになった『はしもと』です。


病室にはいろんな見舞い客が来る。

わたしの病室には糖尿病の患者が多い。

インシュリン注射のおじいちゃんもいれば、同年代の糖尿病患者もいる。

わたしにとって、糖尿病の同士がたくさんのとても居心地のいい病室。


そんなある日、糖尿病ではないご老人に見舞い客がやってくる。

「この病室、糖尿病患者が多いねん」とご老人。

そのご老人は見舞い客に小さい声で話す。

小さい声で話しても病室は狭い。十分に聞こえる。

「そうですか~」と見舞い客。

「糖尿病の気はないの?」とご老人。

「わたしは大丈夫ですよ。糖尿病は贅沢病ですもんね。

 わたしは貧乏ですから。ホッホッホ~」と小さい声の見舞い客。

・・・・・・・・

「死んでしまえ!!」と心のなかのわたし。

気遣うところが間違っている。

小さい声で話す気遣いより、糖尿病についてもっと勉強しろ。

何気ない一言は他の患者を苦しめる。

しかし、これが糖尿病に対する世間の認識。

糖尿病はその誤った認識とも戦わなければならない。

こりゃ、大変だ!!

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■もちろん、糖尿病は病気です

 近頃、新聞で読んだのですが、

 「厚生労働省が予備軍も含めた糖尿病患者について、

  自己判断で治療を中断するのをかかりつけ医やカウンセラーの協力で防ぎ、

  症状の悪化や合併症を予防する事業に乗り出すことを決めた。」

 とありました。

 糖尿病患者に対する国の医療負担の削減のためかどうかはわかりませんが、

 糖尿病患者を減らすことに、国がサポートしてくれるのはいいと思います。

 そこで、自分が28歳の時のまだ糖尿病予備軍の頃に感覚を戻してみますと、

 ・・・・・

 余計なおせっかいですね・・・。

 それよりも、自分と糖尿病を結び付けて欲しくないという気持ちがあります。

 それは、なぜか?

 糖尿病にはかっこ悪いイメージがあるからです。
 
 まず、このイメージを良くする、

 もしくは糖尿病に対する誤ったイメージを正すことの方を先に行ったほうが、

 糖尿病患者は糖尿病と向き合い、治療の中断を防げるのではないでしょうか?


 ━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  トレンド俳優が糖尿病にならないかな~。

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更新日 : 2006年12月20日 07:22




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