糖尿病を知れば糖尿病なんて怖くない。怖いのは糖尿病に対する無関心。糖尿病に関心を持つことが糖尿病対策の第一歩。

糖尿病奮闘記

第58話 点ではなく線での視点

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 糖尿病奮闘記 

~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~

                         2007/4/9 vol.0058
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こんにちは。

30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を

するようになった『はしもと』です。


「おててで食べちゃダメっていってるでしょ!!」とむすめ。

わたしが箸からご飯を落としてしまい、手で掴んで食べてしまったのだ。


・・・・・・・・・・・・・・・

今一度、娘の中での我が家の力関係を振り返る。

奥さん >> むすめ >> 猫 >> わたし

むすめの中ではわたしは最下位なのだ。

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「ほ~い」とわたし。

その返事が気に食わなかったみたいだ。

「おこるよ~!!」とむすめ。

「もう怒ってるや~ん。」とわたし。

さらに怒りが増したようだ。

「たたくよ~!!」とむすめ。

怒った顔がこれまた可愛い。

思わず、怒った娘のほっぺに「ちゅっ!!」とわたし。

パチンっ!!

娘のパンチが飛んできた。

今回はわたしが悪い。反省・・・。

それにしても娘はいつの間にか一人前になったものだ。


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■点ではなく線での視点

 この頃、娘は成長しているんだとつくづく感じることが多いです。

 話す言葉、感情など、幼児ではあるのですが、もう一人の人間です。

 いつからこんなに立派に話すようになったのかは覚えていません。

 毎日、毎日、娘を見ているのに覚えていません。

 いいえ、毎日、毎日、娘を見ているから分からないのです。

 もし、わたしが1ヶ月娘と会わなければ、この成長は顕著に分かるのです。

 毎日成長し、そして毎日見ているので、

 日々の微妙な成長を感じることは難しいのです。

 さてさて、もうオチを想像してらっしゃる読者の方も多いと思います。

 その通りです。糖尿病も同じなのです。

 毎日、毎日の微妙な変化を感じることは非常に難しいのです。

 糖尿病を発病する境界がはっきりとしていればいいのですが、

 ほとんどの方は、境界を越えた事に気づきません。

 わたしもそうだったのですが、

 健康診断などでの結果でまだ糖尿病じゃないから大丈夫と思ったとしても、

 それはあくまで、健康診断を受けた時点での点での判断です。

 わたしは現在糖尿病の指標のひとつであるHbA1cが「6.5」です。

 正常な値は「5.8」以下と言われています。

 これだけを見れば、「あかんやん」思われるかもしれませんが、

 インシュリン注射を3回に変える前は「8.7」でした。

 この「6.5」という値はわたしにとっては良化しているのです。

 いまのままこの生活を続けていけば、正常値に戻ると思います。

 仮に、インシュリン注射を3回に変える前が「5.8」だったとしたら、

 わたしはいまの生活を続けていると、糖尿病はどんどん悪化している

 ということになるのです。

 ある時点での結果に一喜一憂するのではなく、

 「それまでの流れを知る」

 ということが糖尿病対策には必要でないかと思っています。
 
 ━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  「パパ~、くさい~!!」これを言われるのが一番辛い・・・

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更新日 : 2007年4月24日 07:09




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