糖尿病を知れば糖尿病なんて怖くない。怖いのは糖尿病に対する無関心。糖尿病に関心を持つことが糖尿病対策の第一歩。

糖尿病奮闘記

第62話 恐怖が恐怖でなくなる恐怖

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 糖尿病奮闘記 

~ 30歳で糖尿病になり、インシュリン注射をしている男の奮闘記 ~

                         2007/7/2 vol.0062
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こんにちは。

30歳で糖尿病と診断され、32歳でインシュリン自己注射を

するようになった『はしもと』です。


「地震がでエレベータに閉じ込められたら、俺は死ぬかもしれない・・・」

そう思いながら、エレベータの階数点灯ランプを眺める。


近頃、暑くなってきた。暑いから昼食時はスーツの上着は着て行かない。

スーツの上着の内ポケットにインシュリン注射セットが入っている。

また、低血糖になったときのためのブドウ糖も入っている。

インシュリン注射セット・ブドウ糖を持ち出すのも面倒くさい。

だから、職場のトイレでインシュリン注射をして、急いで食事に向かう。

大胆になったものだ。

主治医からインシュリン注射は食べる直前に打つように指導されている。

「低血糖は何度も経験したことがあるので、低血糖対策は問題ない」

これまで低血糖になっても、意識を混濁させることはなかった。

「ちょっと待てよ・・・」

「エレベーターの中で閉じ込められた時に低血糖が起こったら・・・」

普段、何気なく乗っているエレベーターの中で久々に恐怖を感じた。

祈るような気持ちでエレベータが1階にたどりつくことを願った。

そして、翌日・・・。

同じように職場のトイレでインシュリンを打ってエレベータに乗った。

また、同じことをしてしまった。

しかし、恐怖は昨日よりも感じなくなっていた。

こっちの方が恐ろしい・・・。


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■恐怖が恐怖でなくなる恐怖

 毎度毎度、同じような話題ですみません。

 わたしは糖尿病対策にはメンタルの部分が非常に大きいと思っているので、

 どうしても糖尿病対策にはこのような話題になってしまいます。

 私自身も何度も同じ過ちを犯して、その度に反省しているのが現状です。

 「お酒は糖尿病患者が飲んではいけないものだ」

 糖尿病を発病した時はそう思い、お酒を飲むことに恐怖を感じていました。

 糖尿病患者はお酒を飲んでも大丈夫だと書いてある本なんかありません。

 しかし、お酒を飲んでも体調に特別な変化がなければ、

 「なんや、お酒を飲んでも大丈夫や」

 な~んて思って、それからお酒を飲む恐怖が恐怖で無くなっていきます。

 恐怖を感じながら生活をすることは、それはそれでストレスになるのですが、

 恐怖として感じなければいけない恐怖がなくなると、痛手も大きくなります。

 糖尿病でない人が「血糖値が高い」と言われたら恐怖でしょう。

 事実、わたしも恐怖を感じました。

 しかし、糖尿病になりました。

 わたしはその恐怖に打ち勝って、糖尿病になったのです。

 打ち勝ってはいけない恐怖もあるということを改めて思い知りました。

 ━━ 今回の格言 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  けど、昼食時にインシュリンを持っていくのは面倒くさいな・・・

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更新日 : 2007年7月24日 07:22

僕は1型だけどブドウ糖忘れるなんてしょっちゅう。
測定もしない。
身体でわかる。

インスリンも打たないときあり。

なにごとも適当。

でも糖尿病性うつになった。

死のうが病気になろうがかまわない。

治らないものは治らない。

自分の病に振り回されているのでは?

投稿者 ははは : 2007年7月24日 09:30

発病前は、小さいカバンでよかったのに今や糖尿病セットを持ち歩くため、どこへいくのも大きめのカバンを持ち歩く毎日。
最近は空腹時の血糖値も高めで、がっくり。あさっては1ヶ月に1回の検診日です。はしもとさんも言っておられたけど、主治医とは相性が大切。今のドクターは、「ぶっちゃけ〜」が口癖で質問しても無愛想ですきじゃない。でも行かないと・・・また結果聞いてください

投稿者 みずこでぇす : 2007年7月24日 21:31

皆さんコメントありがとうございます。

【はははさん】
「自分の病に振り回されているのでは?」というご指摘・・・、まさしくその通りですね。
ブンブン振り回されています。

治らない病気、誤解や偏見を感じる病気、孤独を感じる病気。
だけど健康で幸せになりたいという想い。
糖尿病になってからいろんな想いが交錯しています。

そのためか、わたしもうつ状態になったことがあります。(いまも時折なりますが・・・)
あれは正しい、これは間違いだと考えることが面倒くさくなってしまいます。
それになんと言ってもうつ状態は辛い。

「死のうが病気になろうがかまわない。」わたしもそう思った事も何度もあります。
だけど、死にたくない。病気になりたくない。
こういった想いも強いので、いまは自分の目標を決めて進んでいこうとしてます。

まだまだ試行錯誤の連続です。

【みずこでぇすさん】
わたしも検診の日は試験日のような気持ちです。
血糖コントロールが安定してるときは、採血のときは「いっぱい血を取ってくれ〜」と思いますが、
血糖コントロールが悪いときは、「病院いくのをやめようかな」と思ってしまいます。

わたしの場合、褒められると調子に乗るので落ち着きのあるいまの主治医はぴったりです。
糖尿病という病気の性質上、患者の性格や社会生活にも目を向けてくれる医師がいいですね。

みずこでぇすさんの結果が安定してることを遠い空の下から祈ってます。

投稿者 はしもと : 2007年7月25日 11:01

私も全くはっしーさんの意見に同感です。糖尿病になってからいろんな考えが錯誤します。考えないように思っても頭からはなれませんわ。実は私もうつになり薬のんでました。今は脱出してますが・・・糖尿病以上につらい毎日でした。一人で考えるのはつらいからこそはっしーさんに元気をもらっているのです。私たちはとりあえずインスリンしていれば、普通に過ごしイ仕事もできるじゃないですか。足りないホルモンを外から補充してるだけ!と思いながら思い切りケーキが食べてみたいと思うこのごろです。

投稿者 みずこでぇす : 2007年7月25日 20:50

みずこでぇすさん

コメントありがとうございます。

お褒めの言葉、ありがとうございます。

わたしも糖尿病に対する偏見や孤独に耐えられず、糖尿病のこと糖尿病患者のことを知ってもらいたくて自由気ままに書いていました。

インシュリン注射や頭から離れない血糖コントロールや合併症に対する不安など厄介なことはありますが、一人ではどうすることも出来ない「孤独」はこのサイトやDMサークルでほとんど感じなくなりました。

孤独も辛いですもんね。

投稿者 はしもと : 2007年7月25日 21:35




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