糖尿病を知れば糖尿病なんて怖くない。怖いのは糖尿病に対する無関心。糖尿病に関心を持つことが糖尿病対策の第一歩。

糖尿病奮闘記

淡路島でパワーアップ

いやぁ~、またまた久しぶりの更新です。いろいろ書きたいことも出てくるのですが、書く時間を見つけたときには何を書こうか忘れてしまって・・・。今回の家族旅行も記憶が薄れないうちに書いちゃいます。

我が家では毎年この時期になると家族で旅行することが恒例の行事となっています。独立して今年は行けるかな?って思っていたのですが、なんかと行けました。(もちろん定額給付金とETC割引の恩恵を受けたのは確かなのですが・・・)

仕事の方ではまだまだやることがたくさんあって、旅行中でもノートパソコンを持って行こうかなとふと考えたのですが、「休むときは休む」という断固たる決意を持ってノートパソコンは自宅で待機させることにしました。

1日目は自宅から淡路島に向かってそのまま海水浴です。淡路サービスエリアで休憩を取って、娘達にはソフトクリームを買ってあげました。サービスエリアで産地のものを食べるのはドライブの楽しみにひとつですが、わたしはホテルでの夕食にあわせて血糖値をコントロールしていましたので、ここでは何も食べずに我慢です。

※写真の中に娘二人と奥さんが写ってます

昼過ぎに海水浴場に到着し、初めて海に入る下の娘も海水浴を楽しんでいました。昼食は海の家で焼きそばを食べたのですが、この時もホテルの夕食にあわせて量を控えました。

海水浴を終えて、ホテルに到着したら夕食まで時間があったので、温泉に入って汗をかいて血糖値を下げて夕食に備えようとしたのですが、気合が入りすぎたのか血糖コントロールを誤り、温泉に入っているときに低血糖の症状が・・・。すぐさま温泉から出て夕食までの時間を確認しました。

「夕食まであと30分ぐらいか。さすがに血糖値をあげないとピンチやな~」

「ブドウ糖でも食べるか・・・、くっそ~、せっかく血糖値を下げていたのに・・・。」

と考えながら部屋に戻っている途中で、ビールの自動販売機を見つけました。

「これだっ!!」

ビールで無事に血糖値を戻すことに成功しました。部屋に戻るとなんか気持ちよくなってそのまま夕食まで仮眠をとりました。夕食の時間になり、豪勢な夕食が運ばれてきました。全部食べるともちろんカロリーオーバーなのですが、そんなことを気にせず、全部食べて更にビールまで飲みました。

※既にアルコールが入っていたので、上手く写真が撮れませんでした・・・

「糖尿病はストレスが大敵。1日ぐらい無茶をしたってどうって事はない。ここで我慢する方が身体に毒」という自分勝手な持論を展開して好き勝手に食べて飲みました。血糖測定器を持って行くのを忘れてしまったので、血糖値は測定できていませんが、余裕で200は超えていたと思います。

翌朝は会場でのバイキング形式の朝食です。バイキング形式の朝食には苦い経験があります。インシュリンを部屋で打って、朝食会場に向かったのですが、混雑していて約1時間ぐらい食べることができず、低血糖で危うく命を落としかけた経験です。今回はその経験を活かし、バイキング会場に入って食べるものを取ってからトイレに行ってインシュリン注射を打ちました。バイキング会場にインシュリンを持っていくのは面倒くさいのですが、ここは我慢です。

2日間は淡路島で農業を営んでいる友人のところに遊びに行き、たまねぎやニンニクなど新鮮な野菜をもらって帰ってきました。

この2日間は血糖コントロールという点においてはあまりよくはなかったと思いますが、長く続く糖尿病生活においてはとても良い旅行だったと思っています。瞬間瞬間の血糖コントロールに一喜一憂するのではなく、糖尿病は長い目で仲良くお付き合いすればいいとわたしは考えています。そうすれば、糖尿病でも十分に旅行を楽しむことができますし、サービスエリアで食べることを我慢することも苦痛ではなく、我慢することがひとつの楽しみになってきます。

よし、今年の正月も家族旅行に行くぞ~!!






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更新日 : 2009年7月23日 06:30

せいちゃん 楽しい家族旅行の様子ありがとうございます
血糖コントロールもうまくいったようで何より
おいしいものいっぱい食べて 家族の喜ぶ顔みて最高だったと思います。淡路島のお友達のたまねぎ 去年もかいていらっしゃいましたよね タマネギサラサラでパワーアップですね♪

投稿者 みち : 2009年7月23日 21:48

みちさん、コメントありがとうございます。

一泊二日の短い家族旅行でしたが、戻ってきてから娘達の仲がさらに良くなったような気がします。

また淡路島の友人のおかげでおそらく1年で7月が一番血液がサラサラになる時期です。

心身ともにパワーアップできた旅行でした。

投稿者 はしもと : 2009年7月23日 22:42

初めまして、ケイと申します。
糖尿に成り立ての36才です。
会社の検診で引っかかり、再検査で確定診断されました。
今年の6月に発覚し、その時はA1c7.1,空腹血糖値124mg/dl
6/20 6.9,105mg/dl
7/10 6.3,95mg/dl
食事制限で少し改善されました。
はしもとさんは、自分は糖尿病ではないと錯覚するぐらいA1cと空腹時血糖値が下がった時がありましたが、どのような食事と運動をしていましたか?投薬なしで何とかコントロールしたいです。幸い自分はお酒が飲めません。
ご指導よろしくお願いします。

投稿者 ケイ : 2009年7月25日 22:06

ケイさん、コメントありがとうございます。

私が糖尿病を診断された時はサラリーマンで、かつ実家に住んでおり、母親が私以上に私が糖尿病になったことにショックを受けておりました。

ですので、食事なのですが母親が作る食事は厳格なカロリー制限(食品交換表でグラムを計っていました)を行った野菜中心の食事になり、間食は一切しませんでした。

また運動もどんなに仕事で遅くなっても必ずひとつ前の駅で降りて、50分ぐらい歩いていました。それまで頻繁に行っていた飲み会もすべての断りました。

2型糖尿病でインシュリンを打たない患者は血糖測定器の購入は実費なのですが、血糖測定器を購入して血糖コントロールが人生のすべてというような感じで生活をしていました。

そんな生活を行っていると、退院してから3か月ぐらいすると投薬なしでコントロールできるようになりましたが、私はそこで糖尿病が治ったと錯覚し、徐々に生活が元に戻ってしまって、再び悪化したときには同じ生活を行っても、元には戻りませんでした。

私の場合、糖尿病と診断されてからの3か月間は血糖コントロールが人生のすべてで100点を目指していました。しかし私の心の弱さかもしれませんが、そんな生活は長続きはしませんでした。糖尿病生活を100メートル走の感覚でいました。いったん投薬なしの生活に戻れたことをゴールと勘違いしてしまいました。

糖尿病はマラソンだと今は思っています。100メートル走の感覚で生活を続けていると、完走できませんし、私の場合、その生活に多大なストレスを感じてました。

また糖尿病は孤独との戦いでもあり、普通の人が普通にする間食やお酒を飲んだりでもしようものなら、「だからお前は・・・」なんて事も言われます。

まだまだ人生哲学を語れる年齢でもないのですが、わたしは糖尿病の人生を送るのではなく、人生の送る上で糖尿病がついてきたという感覚で生活していくことが、長い目で見た時によりよい血糖コントロールに結びつくのだと考えています。

ケイさんのご質問に正しくお答えできているのか分かりませんが、血糖コントロールは80点を目指すのが一番いいのではないかと思っています。

投稿者 はしもと : 2009年7月26日 03:49

わたしの教訓を読みましたが。
何度も糖尿病が寛解するチャンスがあったわけですね。
自分は糖質制限食を実践しています。主食を抜くだけで、カロリーを気にしなくていいので、非常に楽です。A1cが5以下になっている人が結構います。最近、糖質0のビールや清涼飲料水が出ているので、我慢せずに飲むことができます。インシュリンを止めることができる人もいるようです。
自分は体力をつける為に運動をしていますが、糖質制限食では食後に運動する必要がありません。
ゆるゆるの糖質制限食でも、効果がありますので、凄い楽です。はしもとさんは糖質制限療法を知っていましたか?
http://koujiebe.blog95.fc2.com/

投稿者 ケイ : 2009年7月26日 11:42

ケイさん、コメントありがとうございます。

コメントが遅くなってすみません。

情報ありがとうございます。糖質制限については知ってますよ。ただ、糖質制限療法というのがあるのは知りませんでしたが・・・。糖質0のビールや清涼飲料水は非常にありがたく飲んでいますが、私の場合、糖質0のビールを飲むと気が緩んでも、ついおつまみを多く食べてしまってカロリーオーバーになってしまったりします。

話は変わりますが、何かの記事で、動物性の脂をバンバン摂ると糖尿病が改善するという研究を行っている医師がいるというのを読んだことがあります。現在、臨床試験中で8月にもどこかに発表されるそうで、研究結果に自信があるような事を書いていたような気がします。

いろいろな健康法がある中で、私もいろいろ試しているのですが、やはりその中で私の場合、自分の血糖値の値をすべての基準として考えています。あれを食べたら血糖値が上がって、これを食べたら思ったように血糖値が上がらなかったなど、実体験を健康法に反映させているという感じです。

同じ糖尿病でも体質や生活環境、ストレスなどで対処法は変わってくると思います。いろいろな健康法の中から自分にあう部分をチョイスして、失敗を繰り返しながら血糖値コントロールをしているというのが現状の私の実態でございます。

投稿者 はしもと : 2009年7月28日 10:17




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